大学生の育成企画の番外編。この企画は大学生が日本JCの議長委員長の役を体験するインターンシッププログラムです。今回、この企画に挑戦してくれた奥村君は、日本JC30委員会の中から「多子社会創造会議」を選んで、野々村議長の役を体験してみました。楽しいグループ会議や、過酷な議案書作成まで多くの学びを得た1か月となりました。
あなたのLOMでもすぐに取り組めます!
JC議長委員長体験のポイント
予算0
「委員長として企画を上程する」だけですので予算がかかりません。
すでにある仕組みに組み込むだけです。
大学生とのつながり
大学生と共に長い時間を行動するため、普通の事業では得られないつながりを得ることができます。
教えるメンバーも成長
大学生が議案書を書こうとすると、「背景目的とは何か」からスタートし、「検証、引継ぎ」までサポートすることになります。社会人を経験していない大学生の一から教えることは、教えるメンバーにとっても大変な学びになります。
学生目線での事業の開催
メンバーでは考えつかないような視点でのアイデアで事業を開催することができます。私たちもまちも新たな発見を得ることができます。
どんな事業を企画したのか
早婚化を促進するための、自然な恋愛を促進させる模擬デート企画
【課題】
結婚して子供を産み育てたいと思っている人が、自分の思った時期に結婚、出産ができていない
【理由】
社会人になると「忙しい」「出会いがない」
付き合う時期が遅れ➢結婚の時期が遅れ➢結局、子供を産み育てる人数が減る
【例えば】
25で結婚して28で子供を欲しいと思っている人なのに
30で付き合って33で結婚して35で子供を産む
子供が3人ほしいと思っていても相当厳しくなる
多子化が進まない
【解決策】
①大学生は、恋愛のスタイルにこだわって、コンパや婚活で付き合うのはガツガツした感じだから避けたいと思っている
②自然な恋愛(キャンパス内での恋愛など)を増やし、大学から付き合っている人が増えれば早く結婚して多子化に繋がる。
③しかし、自然な恋愛を求めている人ほど「恋愛に対してどうしていいかわからない」という人が多いので、この悩みを解消する事業を行おう。
【具体案】 恋愛講義や模擬デート体験などを含んだ、恋愛への苦手意識をなくすイベント
実際にやってみた
5月26日 大阪にて開催。
残念ながら奥村君は、社会人になってしまい、仕事の関係で事業には参加できませんでした。
実際にやってみると、「模擬デート」という言葉がかなり参加のハードルを上げてしまい参加者募集に苦労しました。最終的に男性3名、女性1名の学生の参加となりました。
まずはアイスブレイクでハーバリウムボールペンづくり
すごく個性が出ます。いい感じだね、なんて話ながら和気藹々と作りました。アイスブレイクとしてはバッチリ!!まずは計画通りに進みます。
次は最新急成長の恋愛事情についてのレクチャー
マッチングサービスを提供しているエウレカの取締役である中村さんが来てくれました。
今市場として急成長しているインターネットやアプリでのマッチングサービス業界の話、海外での恋愛感の話など、学生達が聞いたこともないような角度から恋愛の話をしてもらいました。
恋愛だけの話にとどまらず、大げさになりますが「どう生きるか」みたいな観点の話まで素晴らしいお話をいただきました。

デートプランの作成
今回のテーマは、「初デート」。初めてデートするときにどんなデートプランをたてるかを男性3名、女性1名で考えます。
そこで考えた案は「 昼飯➢遊び➢デザート」の王道プラン。
ランチをして、遊んで、一息ついて解散って感じのきわめてシンプルかつ女の子ウケしそうなプランです。
【デートプラン骨子】
遊びは「ビリヤード」
ビリヤード楽しいし、得意だから教えられる、女性がやったことない。
デザートは「タピオカ」
大阪でとても流行っているタピオカドリンクを飲む。女性が好き。
模擬デート
では実際に学生たちがやってみたデートはどうだったんでしょうか。
ビリヤードは、ビリヤード場ではなく玉撞屋へ
➢客が玄人過ぎてワイワイできる空気ではなく、ビリヤード初心者の女の子ビビる
タピオカ
➢人気過ぎて終了
反省会
学生たちは戻ってから反省会をしました。
①女性では入りにくいビリヤード場に行くと、普段は入れないところに来れたサプライズ感を出せると思っていた。
②タピオカのためにすごく歩かせてしまった上に終了だったので申し訳なかった。
次回に活かしてほしいですね。
まとめ
JCだけでやるのではなく「地域の大学生と一緒に企画をする」ということの必要性が増しています。チャレンジユニバーシティの一つの形として、とても簡単に導入できます。是非ともあなたのLOMでも取り入れてみてはいかがでしょうか。